これって更年期障害…?お家で簡単にセルフケアしよう♪
最近、体のほてりや発汗、イライラや情緒不安定を感じたことはありませんか? それはもしかしたら、更年期かもしれません。女性の多くが40代~50代で閉経を迎えますが、この時期に現れる病気を伴わない症状を「更年期症状」、特に症状が重く日常生活に支障をきたすものを「更年期障害」と言います。今回は、この更年期障害について掘り下げていきます。
更年期障害の症状とは?
「更年期症状」は加齢による女性ホルモンの減少から、ホルモンバランスが乱れて起こります。それにより、ほてりやのぼせなどのホットフラッシュ、発汗、不眠、疲れやすさ、情緒不安定、イライラ、めまい、動悸、息切れ、倦怠感、不眠、憂鬱感など、自律神経や精神状態に作用して不調を引き起こします。
これらの「更年期症状」がいくつか重なり、ひどくなったものを「更年期障害」と言います。
更年期障害は自然なこと
「更年期症状」も「更年期障害」も、女性ホルモンのバランスが崩れて心身に現れるようになります。年齢を重ねるほどホルモンの減少は進みますが、更年期になると閉経することで加速します。その急な変化に体がついて行けず、体調を崩してしまうのです。
このように、更年期症状や更年期障害は、年齢を重ねていく内にホルモンの減少で起こる自然的な現象です。女性であれば誰しもが起こりうる、自然な体の変化なのです。
おすすめのセルフケア法
更年期症状の軽減に、医療機関でのプラセンタやビタミン注入などのアンチエイジング療法もありますが、生活習慣を見直すことも大切です。食生活が乱れていれば栄養バランスの取れた食事をきちんと3食とったり、運動不足を感じていればウォーキングなどの軽い運動を行ったりと、今までの生活を振り返って改善点を見つけるチャンスです。
小腹が空いた時はお菓子ではなくドライフルーツにすると、ビタミンやミネラルが摂れます。ハーブティーもノンカフェインで更年期症状の抑制を助ける効果がある種類もあります。イソフラボンが含まれている黒豆茶も、香ばしくて飲みやすいです。シリアルに入れる牛乳を無調整豆乳に変えたり、カフェラテをソイラテに変えてみたりと日常の些細なことから始めてみてはいかがでしょうか。
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